不登校の子が、サッカーで変わった実例ストーリー

実際に不登校からサッカーを通じて変化した子どもたちの事例を、
ストーリー形式でご紹介します。

1

「学校には行けないけど、サッカーの日だけは起きられる」

小5男子・Aくんの場合

不登校になったきっかけ

Aくんは小学4年生の秋、クラスでのトラブルをきっかけに学校に行けなくなりました。真面目で優しい性格のAくんは、友達との些細なすれ違いを「自分のせいだ」と抱え込んでしまったのです。

母親は「無理に学校に行かせなくてもいい」と決めましたが、家でゲームばかりする息子を見て、「このままでいいのか」と不安を感じていました。

サッカーとの出会い

ある日、母親が「サッカー 不登校」で検索し、このサイトにたどり着きました。「競技じゃない、居場所としてのサッカー」という言葉に惹かれ、専門サイトに相談。

最初は「行きたくない」と言っていたAくんでしたが、「見学だけでもいいよ」という言葉に、少しだけ心が動きました。

少しずつ変わっていった3ヶ月

1ヶ月目

見学だけ。でも、ボールを蹴る他の子を見て、少し笑顔が見られた。

2ヶ月目

「ちょっとだけやってみる」と、初めてボールに触った。シュートが入った瞬間、久しぶりに大きな声を出した。

3ヶ月目

「サッカーの日だけは自分から起きる」ようになった。

母親は「学校には行けないけど、サッカーの日だけは起きられる。それだけで、親として救われた」と話します。

2

「言葉が苦手でも、パスで"ありがとう"が伝わる」

中1女子・Bさんの場合

不登校になったきっかけ

Bさんは中学1年生の春、新しい環境に馴染めず不登校になりました。もともと言葉でのコミュニケーションが苦手で、クラスメイトとの会話に疲れてしまったのです。

父親は「何か運動をさせたい」と考えていましたが、Bさんは「人と話すのが嫌」と拒否していました。

サッカーとの出会い

父親が「言葉がなくても伝わるスポーツ」としてサッカーを提案。最初は「無理」と言っていたBさんでしたが、「話さなくてもいいから」という言葉に、少しだけ興味を持ちました。

変化のプロセス

最初は黙ってボールを蹴るだけでしたが、ある日、他の子からパスをもらった瞬間、自然と「ありがとう」と言葉が出ました。

それからは、少しずつ他の子とパスを交わすようになり、言葉は少なくても「つながり」を感じられるようになりました。

父親は「言葉が苦手な娘でしたが、サッカーではパスを通すだけで仲間とつながれる。その姿を見て、涙が出ました」と話します。

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